お料理について

私達のすっぽん鍋は、すっぽん１００％！
調味料以外の材料は一切使用しておりません。

それはスッポン本来の味を理解していただきたいから。そして、多くのすっぽん料理を扱う店で使用される生姜（しょうが）も使用しておりません。何故かというと、調理する前に丁寧に丁寧に下処理をしているので臭みがないからです。すっぽん鍋には、素晴らしい自然の残る九州でも福岡・長崎のすっぽんを使用しています。その味はまるで地鶏の和風スープ。丁寧に調理されたすっぽんのスープはコンソメのような優しい味へと変化します。　ひとくち口へ運べばそのまろやかな舌触りでするっと喉を通り、スープは胃へと浸透していくのを体感できます。

ご存知ですか？すっぽんが滋養強壮に良い理由

スッポンは昔から『滋養強壮』に良いと云われてまいりました。それはどうしてでしょう？

最近の分析技術により分かってきたことですが、実はスッポンは主にカルシウム・タンパク質・アミノ酸(特に必須アミノ酸)・ビタミン群が豊富であることが確認されています。

恐らく昔の人達も栄養豊富で、体力回復に必要な栄養素がすっぽんに入っていることを知っていたのかもしれません。体が疲れている時にすっぽん鍋を食べるとなんとなく元気が沸いてくるという人もいます。勿論そうした体感は千差万別ですが、疲労回復に影響する栄養素を含んでいることは確かです。

また驚くことに、スープ中に人間の体にとって大切なビタミンが沢山含まれているので、お肉の部分が苦手な方でも、スープを飲むだけでもかなりの栄養の摂取が期待できます。

すっぽんは幅広い種類の栄養を豊富に含んだ食品です

三浦屋のすっぽん鍋中に含まれる栄養*

カルシウム	豊富
タンパク質	少ない
脂肪	少ない
脂質	不飽和脂肪酸（特にリノール酸）
アミノ酸	必須アミノ酸・非必須アミノ酸
ビタミン群	ビタミンA1・B1
ゼラチン	ゼラチンが豊富で質が高い
全体のカロリー	20kcal/100ml

すっぽんに含まれる栄養素一覧

不飽和脂肪酸	不飽和脂肪酸は、動物にとって大変重要な役割を果たす脂肪酸です。これが不足すると髪のパサつきや抜け毛などのほか、創傷の治癒の遅れなどの影響をお引き起こす。また、血中コレステロール値や中性脂肪値を一時的に低下させる働きがある。
必須アミノ酸	体内で作れず、食物からとる必要のあるアミノ酸。9種類ある
非必須アミノ酸	体内で作れるアミノ酸のこと。アミノ酸はタンパク質を形成する重要な要素。
ビタミンA1	ビタミンAは動物由来と植物由来の2種類ある。妊婦中に採ると良いといわれる栄養素。
ビタミンB1	糖質を分解する酵素の活動を助け、エネルギーに変えることでなので、慢性疲労やストレスに悩む現代人には非常に重要なビタミンです。不足するとエネルギー代謝が悪くなり、疲れやすくなったり、手足のしびれ、むくみ、動悸、そして脚気やウェルニッケ脳症などを引き起こします。ビタミンB1は、様々な食品に含まれていますが、水に流れやすく熱に弱い上に使われない分は蓄積されずに体外に排出されてしまうので、調理法や食べ方に気を配りましょう。にんいくやニラなどのねぎ類に含まれるアリシンはビタミンB1の吸収を高めると言われています。
ビタミンB2	ビタミンB2 は、主に皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きをするビタミンで、糖質、脂質、たんぱく質を体内でエネルギーにするなどの代謝を支える重要な働きをしています。活発に活動し、エネルギーをたくさん消費する人ほどビタミンB2はたくさん必要になります。水溶性のビタミンB2は、熱には強いものの水や煮汁に流れ出てしまうので、煮汁を利用したりスープなどにして摂取すると良い。